新究極カード
半年間のCSの集大成であるバトスピMAXも終わり,皆様いかがお過ごしでしょうか。
MAXで新たに3枚の新究極カードが発表されました。施行は9月から。
その3枚のカードを順を追って見てみましょう。
龍の覇王ジーク・ヤマト・フリード/The DragonHero Sieg-Yamato-Fried スピリット 8(3)/赤/覇皇・古竜<1>Lv1 6000 <3>Lv2 10000 <5>Lv3 13000 <8>Lv4 20000 【バースト:自分のライフ減少後】 自分のライフが3以下のとき、BP15000以下の相手のスピリット1体を破壊する。 この効果発揮後、このスピリットカードを召喚する。 Lv2・Lv3・Lv4 『このスピリットのアタック時』 相手のスピリット1体を指定し、そのスピリットにアタックできる。 Lv3・Lv4 『このスピリットのアタック時』 自分のバーストをセットしているとき、このスピリットのBP以下の相手のスピリット1体を破壊する。 シンボル:赤 |
概要
覇王編の顔とも言える赤い覇皇スピリット。
彼の登場で【装甲:赤】が流行し,採用ブレイヴに同弾の双光気弾と共に影響を与えた。
BP15000以下を破壊するという効果でBP基準16000を作り出し,
それまで隆盛を誇っていた「ストライクヴルム・レオ」に対し絶大なパワーを誇った。
バーストの性質上,どの色でも採用出来る上に出た後もフィールドを荒らし続けた。
代替案
禁止発表と同時に配布されたプロモーションカードの,
《歌鳥の覇王ジーク・ヤマト・ペンタン》が中々後釜としては優秀そうである。
バースト時+場に出た後の除去力を兼ね備えているカードは中々無いため,
どちらか片方を見て採用する場合が多くなりそうだ。
環境変化
アタッカーのBP基準の低下。
除去体制を持たずとも15000あればアタック出来るようになるだろう。
伝説入りしたわけではないため完全に危険が消えたわけではないが,単純に見積もって1/3。
デッキ破壊などのストロングドローでこのカードを捨てづらくなるというのもあるか。
1枚見えてしまえば残った危険度も0になってしまうので,相当殴られやすくなってしまう。
メガバイソンの採用率も減り,それに伴って気弾が伸びてくるのではと予想。
除去力の低下に関しては,それぞれが別の除去を積むことで解決か。
時統べる幻龍神アマテラス,光速三段突,双斧帝ゴルディアス,鉄の覇王サイゴード・ゴレム等。
タマムッシュ/Tamamush スピリット 3(1)/緑/殻虫<1>Lv1 2000 <4>Lv2 5000 Lv1・Lv2『このスピリットの召喚時』 ボイドから、このスピリットのLvと同じ個数のコアをこのスピリットに置く。 シンボル:緑 |
概要
ダンデラビットと並び緑の序盤を支えたスピリット。
最近流行していた《戦場に息づく命》の強さにも蜂王と並んで一役買っていただろう。
代替案
《メイパロット》《武者ムシャ・チキンカツサンダース》が繰り上がり。
環境変化
単純にファッティの登場が遅れて低速化なるか。
「命」の採用率にも影響を与えそうだ。
烈の覇王セイリュービ/The RetsuHero Seiryubi スピリット 7(2)/緑/覇皇・華兵<1>Lv1 5000 <3>Lv2 10000 <6>Lv3 14000 【バースト:自分のライフ減少後】 自分のライフが3以下のとき、このスピリットカードを召喚する。 フラッシュ【烈神速】『お互いのアタックステップ』 自分のトラッシュのコアが5個以上のとき、自分のトラッシュのコアすべてを 自分のフィールド/リザーブに好きなように置くことで、 手札にあるこのスピリットカードを、コストを支払わずに召喚する。 シンボル:緑 |
概要
覇王編ナンバーワン問題児。
巨大なマッハジーであり,歌って踊れるネイチャーフォースであり,
ヤマトのお供でたまにフィールドに裏向きで潜んでいたりする。
このスピリットの登場で,全体的なゲーム速度が向上した。
赤ではヤマト・北斗のレベルを上げて除去したり,
緑ではフォンニードと組んでライフ5を速攻で削り切り,
デッキ破壊ではドローに回したコアをかき集めて防御をサポートしたりした。
効果も自身のサイズもぶっ飛んでいる。
代替案
効果だけ見れば《ネイチャーフォース》。
BPなら《刀の覇王ムサシード・アシュライガー》か。
だが従来通りの感覚でこれらに入れ替えることは出来ないだろう。
これほど強力なカードは他に存在しないのだから。
環境変化
タマムッシュともども環境を低速化させるだろう。
特にフォン・ニードとの2枚即死コンボが成立しなくなることから,
緑のキルターンが1,2ターンは遅れるのでは。ヤマトは踏みにくくなるのだが。
蜂を蟹でサポートするデッキが多かったが,蟹がメインになっていくかもしれない。
《白き楯の長城》とのコンボでの防御はかなりきつくなるが,
リバイヴドローを使って細々と生き延びる可能性もあるのでまだ注意。
しかし序盤にドロー全振りでパーツを集めるプレイングが難しくなるので,
デッキ破壊に関しても成立スピードが遅くなると思われる。